お客様第一号と香川の保護犬事情
1日より正式オープンとなりましたENNですが実は2月よりプレオープンとしてお客様がいらっしゃってます(*^-^*)
営業開始早々こんな記事を書くのもどうかなと思ったのですが、現状を知ってもらいたいと考えブログに掲載させていただきます。
ENNでは基本的にトレーニングは飼い主様と共に行いますが今回のご依頼はちょっと事情が違います。
知り合いのシェルター代表さんから扱いきれないので預かってほしいと依頼されてやってきました。
この子は3歳になるゴールデンレトリバーのムック君
飼い主様が腰を痛めて世話ができないと言う事で新しい飼い主様を探してほしいとシェルターにやってきました。
しかし、このムック君全くトレーニングされておらず引っ張り・飛び付き・トイレも覚えていない等…こんな状態では里親さんを募集しても返されてしまうし、まずシェルターに来てくれているボラさんでは扱えないと言う事でうちに来ました。
性格は花丸いい子で人もほかのワンちゃんも大好きなのですが体格がとても大きく、力も強いため引っ張り・飛び付きは小さなお子様やお年寄りには大変危険です(・・;
今、家庭犬としてのルールを頑張って学んでいます。
とっても素直ないい子なんです。
大型犬に限ったことではないですが、人と暮らしていく中で最低限のルールは教えてあげなくてはいけません。
この子はその最低限のルールさえ教えてもらえず最後には扱いきれないからと手放されてしまいました。
シェルターにやって来る子達はとても理不尽な理由で保護されます。
避妊去勢をしなかったために増えすぎて飼えなくなったや、しつけしてなくて扱いきれないから、高齢になって病気になったから等人の身勝手な言い分です。
そんな理不尽な理由で遺棄される子たちが一頭でも減ればと思いこの仕事を始めました。
その子が大事で一生を共にしたいと思うならばトレーニングはしっかりと行いましょう。
ご自身ではうまくできないときにはプロに頼むのだって間違いじゃないです。
ペットを飼うという事を軽く考えていらっしゃる方、今一度しっかりと考えていただきたいと思います。
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